被災靴の再生。

{"tag":"","htmlTag":"","params":{"url":"https://pds.exblog.jp/pds/1/202406/13/95/b0400795_14135309.jpg","width":"790","height":"591","align":"mid"}}　ラポールデュパンのKさんのお父さんの救出された410と412。輪島にて。{"tag":"","htmlTag":"","params":{"url":"https://pds.exblog.jp/pds/1/202406/13/95/b0400795_14144545.jpg","width":"1286","height":"964","align":"mid"}}　「れざあ亭」で泥汚れを洗い流して、ラストに入れました。　{"tag":"","htmlTag":"","params":{"url":"https://pds.exblog.jp/pds/1/202406/13/95/b0400795_14151434.jpg","width":"1432","height":"1074","align":"mid"}}　本日、もう一度サドルソープで洗って汚れを取り、ソープの油脂を革に残しました。しばらくは絶対安静です。(本文)　昨日、輪島で私の町内の全壊家屋の解体がようやく始まっていました。　避難していた町内の皆さんも輪島に戻られ仮設住宅に入られて、今年初めてお会い出来ました。　半年たっての大きな前進です。　ラポールデュパンでは店主のKさんのお父さんが、前日ようやく全壊した家の解体でショベルカーで靴を掘り出してもらったそうで、待ちかねたように私に被災した410と412を見せて下さいました。「ブーツ(４１０)はまだ生きていると思うけど、こっち(412)は死んでいるかな?」とお父さんはおっしゃいますが「大丈夫、どっちも助けます。」と私の胸に熱いものが込み上がりました。　その瞬間、ようやく皆さんのお役に立てるという思いで、少し身震いしていたと思います。　お母さんは「もう片足が見つかったらお願いね!」と右足のエレファントのラコタを手に笑顔でした。　この日もたくさんの人たちと話をすることが出来ました。　　夕方までに金沢に戻って「れざあ亭」で410と412を水に浸して中と外の泥を洗い流して、ラストやツリーに型入れしました。　410と412はしばらく「れざあ亭」で入院することになります。　　　明日は外注先から靴修理の引き取りを行ってから臨時休業させて頂きます。　午後から長野に向かい、大学時代のサークル仲間達と会い、旧交を深めます。　42年振りに会う仲間もいます。　15日(土)は金沢に戻って、4時から店を開ける予定です。　週末にお会いしましょうね!　　本日も命を助ける仕事をして下さっている医療従事者の皆様に心から感謝致します。　本当にありがとうございます!!　能登の復興にご支援をして下さっている皆様に、ボランティア活動をして下さっている皆様に心から感謝致します。　本当にありがとうございます!!