スリッポンに求められるホールド感と、それについての許容は
2020年 08月 30日
K様の息子さんの仮縫いを致しました。職
人は常世田哲担当で、ローファーモデルの
Norfork、仮縫いのアッパーはイルチア・
ナバホ(本番はワインハイマーに変更)、ラ
イニングはデュプイのベジタンです。
仮縫いは靴がK様の足にピッタリフィット
してほとんど一発OKでした。アッパーを
ワインハイマーのボックスカーフに変更さ
れたのでK様の指摘された右外くるぶしの
当たり具合と左足かかとの具合い、そして
私が後で思った左足小指側の当たり具合い
をどうするかを考えました。
スリッポンの場合、履かれる方の求めるホ
ールド感は紐靴やブーツと違い、かなりハ
ードルは高くなります。
履き口のラインが深く、高くなるエラステ
ィックシューズやモンクフロントストラッ
プは、お客様の満足度は高く、私達の得意
のモデルと成りました。そのお陰でお客様
に対してホールド感についての許容を求め
たことはなく、お願いする時は革のコシの
強さや縫い締めからくる靴の初めの硬さか
らのホールド感の甘さを履き解して頂いて
います。(ファクトリー製はむしろ圧迫が強
くなりますが)
今回のK様はお父様も息子さんも2足目が
ローファーで、1足目が紐靴だった事にプ
ロの私達は感謝しなければなりません。
初めてのお客様にスリッポンのホールド感
について許容を求めず喜んで頂ける為にエ
ラスティックをお勧めする私にK様(お父様)
のご指摘が「グサッ」と私に刺さりました。
頑張りました!頑張ります!頑張り続けて
得意モデルにします〜〜!!(汗)
ありがとうございます!
ーファーです。KO-9ラストをベースにアノ
ネイ社のラスティカーフをアッパーに使用
しました。担当は常世田哲です。
ちゃんの手出し抜い。
の本番はもっと良いですよ!
結果が待ち遠しい。(汗)
す。
て私の方が感動しました。さすが常ちゃん
です!詳しくはミーティングで!